ドイツ語
ドイツ語で栗はマロニーといいます。いまから9年前にウィーンで貧乏生活をしていたのですが、近所に栗が沢山落ちていてオカズに凄い贅沢に出来ると思って沢山拾って家に帰って煮て食べた事があります。、、、、一口食べると凄く苦くてとても食物とは言えないもので、、カスターニャといって栗そっくりな、違う植物で例えると渋柿を3倍渋くした様な味でした。
およそ6年前に日本に日本に帰国して田舎(父親の実家の栃木です。)に栗を拾いにいきました。祖母が生前よく一緒にとりに行った場所です。沢山栗が落ちていて常識範囲で拾ったのですが、そこには立て看板があって、、、”私有地につき勝手に栗を拾わない事”とありました。祖母とずっと拾っていた場所です。。。父親に話した所その場所は父親の所有地で家のものなのですが、田舎なので曖昧になってしまっているそうです。
拾った栗をもって近所の栗の木の所有者に頂きますとお話をしたら快く持って行ってくださいと言ってくれましたが、ありがとうございますと返事しましたが、心の中は複雑な心境でした。
そこで 父親の実家の庭に栗の苗木を2本植えました。昨年まではとても食べられる大きさではなかったのですが、6年たった今栃木の父親の実家には売れるほどの立派な栗が沢山落ちています。 なので、今年の栗を食べるきっかけは歴史があります。